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Vol.12 News! 『有限会社オノダ』様 補助金をフル活用し、新しい収益の柱を実現!

広島県よろず支援拠点のサブチーフコーディネーター有木です

 


有限会社オノダ様


製造業の街、広島県福山市にある60年続く歴史ある鉄工所。現在の野田社長は3代目。              材料仕入・溶接・機械加工・塗装までワンストップ納品が特徴。大物製缶・厚板の溶接から薄板の溶接も得意のところ。 先人達による技術を受け継ぎながら、新しい技術を採り入れ、さらなる向上にむけ成長を続けている。







1.先代から受け継いできた自社のリソースを最大限活用


長年、船舶艤装品、大型製缶物を中心に稼働を続けていたが、社長は3代目にして、自身が考える新たなビジネスの事業化を計画。新しい分野への転換、異業種への参入も含め検討。

どのように進めていけばよいかアドバイスを求め当拠点を訪れる。





2.自社の現状を分析。補助金活用もアドバイス。

まずは、過去3年分をSWOT分析。 今後転換しようとする業務分野についてもSWOT分析により自社の現状、強味、弱みを把握。 

また、外部機関を活用して自社の客観的評価、特に現場の作業工程の改善、コストダウンを検討すること、そのための広島県経営力評価制度、チーム型支援、ミラサポ専門家派遣制度等を説明、案内。

加えて、新分野への進出に「事業再構築補助金」の活用検討をアドバイス。 

       


3.「事業再構築補助金」を申請、採択される!


新分野として製缶・溶接の技術を生かした「ブリングハウス(移動可能な居住スペース)」の製作

を核とした申請を検討。                                    申請の内容確認、補足等のアドバイスを当拠点で行う。                        無事採択される。                 





4.新事業スタート!


コンテナフレーム型ブリングハウス(移動ができるコンパクト住宅)の製作を本格化。           災害時の非常仮設住宅・イベント会場のレンタルブース等、幅広いニーズに対応できる商品を開発、特に飲食店、イベント業者、理容・美容業者の新規出店時のコストダウン、リスク削減に有効であり、新たな収益部門を確立しつつある。






つづく

co ariki.

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